めまいだけでもしんどいのに、吐き気と腹痛が一緒に襲ってくると悲惨ですよね。
複数の症状が出ている場合は、もしかするとただのめまいではなく病気の可能性があります。
症状が出るということは、体が何らかの異常を訴えているサイン。
考えられる病気を解説していきます。
めまいと吐き気と腹痛の病気はコレ!
めまい、吐き気、腹痛の複数の症状が出ているときは体は通常ではない状態です。
放っておくと一時的に回復することもありますが、根本的な原因は何も解決されていないのでまた同じ症状を繰り返すことになります。
考えられる病気を紹介していきますので少しでも参考になれば幸いです。
感染性胃腸炎による脱水症状でめまいが!
感染性胃腸炎は食中毒やノロウイルスによる胃腸炎のことです。
口から菌が入ってしまうことで感染します。
ここ数日で、傷んだものを食べたり、胃腸炎になっている人と接触しませんでしたか?
もしくは生のカキを食べてしまったり。
感染性胃腸炎になると、体は排除しようとするので嘔吐と下痢を繰り返すようになり、激しい腹痛が起きます。
その際に体から水分が多く失われていくので脱水症状に陥ることがあるんですよね。
一定以上の水分が失われると、血液が十分に体を回ることができなくなり脳も酸素不足になってしまうのです。
その結果、めまいが起こり立ち上がるとふらっとするとかグルグル目が回るという症状が起こるのです。
感染性胃腸炎は1週間程度で回復します。
関連記事めまいの対処方法でツボを紹介。効果があるのはココだ!偏頭痛でもめまい、腹痛が起きる
偏頭痛とめまいは深い関係があると言われています。
最近の研究で、偏頭痛を引き起こすのは脳の中にある「偏頭痛発生器」の影響だとわかってきています。
偏頭痛発生器はバランスや平衡感覚をつかさどっている前庭器官の神経の近くにあるため、偏頭痛を引き起こすと同時にめまいが起こりやすくなっているのです。
また、偏頭痛になると腸内からセロトニンという物質が放出されます。
セロトニンの分泌量が一定量を超えると腸が過剰反応を起こし下痢になる仕組みです。
熱中症の可能性も
熱中症の初期症状にめまい、吐き気、腹痛があります。
高温多湿の環境下で起きることが多く、夏場だけの症状だと思われがちですが実は冬にも起きるので注意が必要です。
冬は乾燥しているので意識的に水分を摂取しないと、どんどん体から水分が失われていくからです。
熱中症はの他に以下の症状が出ます。
- 立ちくらみ
- 頭痛
- 発汗
- 心拍数の増加
- 皮膚の乾燥によるかさつき
めまいと吐き気と腹痛が出ている場合、何科に行けばいい?
めまいの症状が強く出ている場合は、耳に原因がある可能性が高いので耳鼻科にいくことをおすすめします。
ほとんどの場合、耳の中にある器官の不調がめまいの原因となっています。
吐き気や腹痛がひどい場合は内科がいいでしょう。
もしかすると感染性の胃腸炎かもしれないからです。
関連記事めまいは病院の何科に行く?症状によって行くべき科が違う!最後に
めまい・吐き気・腹痛が同時に起きる病気を解説させていただきました。
病院に行く場合、まずは耳鼻科に行って診てもらいましょう。
原因がはっきりしなければ内科や消化器科に行くことをお勧めします。