「あ~また始まった・・・」
目まいは予期せぬ時に突然やってくるので、ホント厄介ですよね。
どれくらい続くのかもわからないし・・・
すぐできる対処方法があれば今すぐにでも試したい!
この記事ではぐるぐる回るめまいが起きた時の対処方法を複数紹介しているので、少し楽になれると思います。
参考にしてみてくださいね。
めまいでぐるぐる回る時の対処方法を紹介
僕も突発的に起きるめまいに悩まされています。
パソコンで仕事をしているときに、突然グルグル~って視界が回りだすんですよね。
転んでしまいそうで立ち上がるのが怖くなり、症状が落ち着くのをひたすら我慢して待ってます;;
効果が期待できる対処方法を紹介していきますので、ぜひ試してみてください。
市販の酔い止め薬を飲む
めまいが起きている時の耳の状態は、乗り物酔いをしている時の耳の状態と似ているんですよね。
- めまい・・・耳の中の内耳や前庭器官の炎症
- 乗り物酔い・・・揺れによる内耳や前庭器官への刺激
めまいも乗り物酔いも同じ場所が原因で起こります。
なので対処法として酔い止めを飲むとめまいが治ることがあります(病気によっては効かないこともあります)
「酔い止めの薬を飲むとめまいが治る」というのはお医者さんもすすめている方法で、病院に行ったら「酔い止め薬を処方された」という人もいます。
酔い止め薬は揺れによって起きる「目まいがする」「気持ち悪い」という信号が脳に届くのをブロックする効果があるので、一時的ですが症状を和らげてくれます。
市販の酔い止め薬でも十分な効果が期待できます。
ただ副作用として眠気や口の乾きが出てきますので、運転する前には飲まないように気をつけましょう。
めまいに効くツボを押す
昔から効果があると言われてきたツボ。
体の中を流れているエネルギーが集まる場所を刺激することで、滞っていた気の流れを良くし、めまいを解消してくれます。
めまいに効くツボは以下の物があります。
- 翳風(えいふう)・・・耳の後ろのツボ
- 頭きょういん・・・耳の後ろ上にあるツボ
- 完骨(かんこつ)・・・翳風の後ろ側にあるツボ
- 外関(がいかん)・・・手の外側にあるツボ
- 百会(ひゃくえ)・・・頭のてっぺんにあるツボ
- 中渚(ちゅうしょ)・・・手の甲にあるツボ
上記のツボの位置を図解でわかりやすく解説している「めまいの対処方法でツボを紹介。効果があるのはココだ!」を見てみましょう。
横になって休む
めまいの症状は軽ければ数十秒~15分程度でおさまります。
その間は、無理に動くの禁物です。
急に立ち上がると「ふらふら~」っとめまいを起こして転倒してケガをすることもあるからです。
症状が治まるまで少しの間、横になって休みましょう。
自律神経を整える(副交感神経を優位にする)
心臓・胃腸・体温・発汗など意識して動かすことができない部分を動かしているのが自律神経です。
自律神経が乱れることで(自律神経失調症)めまいや吐き気など様々な症状が発症しますので、早い段階での対処が必要です。
自律神経を整えるのには時間がかかるため、めまい対策としての即効性は低いですが長い目で見ると効果的です。
4つの方法があるので、それぞれ解説していきます。
食べもので自律神経を整える
自律神経が乱れる場合は、ほとんどが交感神経が優位になっている状態です。
ですので、逆の副交感神経を活性化させることができる食べ物を摂取していきましょう。
おすすめなのは食物繊維を多く含んでいる玄米、ごぼう、かぼちゃです。
消化に時間がかかるため、胃腸の働きが活発になり副交感神経が優位になるんですね。
質の良い睡眠時間
質の良い睡眠は自律神経を整えるためにとても大事です。
特に夜の10時から午前2時までは成長ホルモンが分泌されるゴールデンタイムと言われており、この時間にまとまった睡眠をとると体が効率よく疲労から回復できるんですね。
夜2時過ぎ、3時まで起きている人は要注意ですよ~。
遅くまで夜更かしをする習慣を改善していきましょう。
早寝早起きをすることで自律神経が正常な状態に戻っていきます。
ぬるめのお風呂でリラックス
お風呂でリラックスすると副交感神経が優位に働きます。
38度程度のぬるめのお湯に15分ほど浸かりましょう。長風呂は疲れてしまうので逆効果です。
入浴する時間帯は睡眠の1時間前がベストです。
副交感神経が高まったまま眠りにつくことができるので、ぐっすりと気持ちよく寝ることができます。
運動で自律神経を活性化する
運動をすることで自律神経自身の働きが高まります。
日常生活では使用しない筋肉を刺激すると血行が良くなり、疲労物質や老廃物を排出しやすくなり健康に近づきます。
簡単ですぐできる運動はウォーキングやジョギングですね。
普段運動をしていない人は、まずは15分程度のウォーキングから始めてみましょう。少し汗ばむくらいが目安です。
ストレッチも普段動かさない筋肉に刺激を与えるので効果が期待できます。
またホットヨガもおすすめで、体を気持ちよくストレッチしてたくさん汗をかくことで自律神経はかなり活性化されます。
耳鼻科に行く
めまいの症状が出た時に、対症療法として症状を和らげることはできるのですが、これはあくまでも一時しのぎでしかありません。
根本的な目まいの原因が解決されていないため、時間が経てばまた同じ症状が繰り返し出ることになるのです。
本格的に治すためには病院に行って治療するのが一番早い方法になります。
めまいの原因の多くは耳にあるので、まずは耳鼻科に行ってみましょう。
耳鼻科で原因がはっきりしない場合は、脳外科や内科にいって違う方向から検査を受けることができます。
最後に
めまいでグルグル回ってしまう時の対処方法を紹介させていただきました。
自宅で簡単にできる方法もあるのですが、できれば病院で治療をしてもらいましょう。
「たかがめまいで」と侮ってはいけません。
脳梗塞などの大きな病気の初期症状である可能性もあります。
早めの対処で良くなりますので、頑張って治療してくださいね。