めまいでふわふわした感じがなかなか治らない・・・
嫌ですよね、めまいって。気持ち悪くてしばらく動くことができません。
実はこのふわふわが続くのにはある原因があったんです!
解説していきますので、最後までゆっくりとお読みくださいね。
めまいでふわふわが続く理由はなぜ?
地面を歩いていていも床を踏んだ感じがしなくて、雲の上を歩いているように「ふわふわ~っ」とするめまい。
専門用語で浮動性めまいと言います。
乗り物酔いをしている状態に似ているので、吐き気を催すことがあるのが特徴です。
浮動性めまいが起きる原因を解説していきます。
首・肩回りの筋肉が凝り固まっている
首や肩回りの筋肉が凝ってくると血流が悪くなり、めまいを引き起こすことがあります。
長時間同じ姿勢でデスクワークやパソコンをしている人に多く発症する傾向があります。
血流が悪くなることで、脳に十分な酸素を届けることができなくなるのが原因です。
原因となる凝りを解消しない限り、血流は鈍いままなのでフラフラしためまいが長期間続くことになります。
凝りを解消するために効果的なのが運動と鍼灸マッサージです。
個人的におすすめな運動は社交ダンスです。
社交ダンスは腕・肩回りをとても動かすので凝りがほぐれます。
ダンサーで肩こりに悩んでいる人はあまりいないんですよ。
なにより異性と踊るのが楽しいから続けることができますからね。興味がある方は是非、お試しください。
関連記事めまいの対処方法でツボを紹介。効果があるのはココだ!自律神経が乱れている
自律神経は、心臓・胃・体温・汗など意識的にコントロールすることができない部位を動かしています。
自律神経が乱れると上記の部位が正常に機能しなくなってしまい、ふわふわしためまいを生じるのです。
原因として考えられるのはストレス、睡眠不足、不規則な生活、女性ホルモンの変化です。
特にストレスが体に与える影響は大きく、様々な病気の原因となります。
とは言っても、ストレスを解消するのはとても困難なこと。
自分の力ではどうすることもできない場合が多いからです(嫌な上司と毎日顔を合わさなければならないとか)
自分で出来る対処法として「規則正しい生活をする」ということをおすすめします。
特に、睡眠時間の確保は重要なポイント。
夜更かしをせずに、23時までには寝るようにしましょう。
なぜかというと22時~2時までの間が成長ホルモンが一番分泌される時間帯だからです。
成長ホルモンが減少すると自律神経失調症になることが知られていますので、効率的に摂取するように心がけましょう。
変形性脊椎症
誰も避けられないことなのですが、年をとると体のあらゆる部分が老化していきます。
頭蓋骨を支えている首の骨が、老化によって少しずつ変形しつぶれてくることを変形性脊椎症と言います。
変形した骨が脳へつながっている血管を圧迫することで、血流が悪くなりめまいがおきます。
他の症状としては「腕のしびれ、痛み、首の痛み」なども起こります。
整形外科で首のMRIを撮ると、詳しい原因がわかります。
年配の人だけじゃなく若い人でも変形性脊椎症は起きることがありますが、軽度であればリハビリで回復することが可能です。
症状が重くなると出術が必要なこともあります。
めまいのふわふわが続くのは命にかかわる病気かも!
めまいには「ふわふわ浮いてる系」と「グルグル回ってる系」があるのですが、要注意なのがふわふわ浮いてる系です。
なぜかというと、脳梗塞の前兆の可能性があるからです。
脳の血管が何かのきっかけで詰まってしまうと、血液が正常に流れなくなり脳細胞の一部が死んでしまいます。その結果起こる恐ろしい病気です。死亡率は15%もあり、生存できても後遺症が残ることが多い病気です。
脳梗塞の前兆や初期症状は以下の物があります。
- めまい
- ろれつが回らなくなる
- 顔が歪んでくる
- 物がぼやけて2重に見える
- 文字が書けなくなる
- 口を閉じることができなくなる
上記の症状も一緒に確認できるときには、脳外科に行って検査をしてもらいましょう。
最後に
めまいでふわふわが続く原因を解説させていただきました。
様々な病気が考えられますよね。中には脳梗塞という命に関わる病気の可能性もありますので、気を付けてくださいね。