「胃腸風邪がうつってしまったかも・・・」

何が原因でうつったのか気になりませんか?

感染にははっきりとした原因があるんです。

チェックしておくことでこれ以上の感染者を増やさないようにできます。

合わせて感染経路についても解説していきますよ。

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胃腸風邪がうつる原因と感染経路を解説

胃腸風邪というのは正確に言えば通常の風邪ではありません。

風邪の症状は「のどの痛み・咳・鼻水・頭痛」が代表的ですが、胃腸風邪は「嘔吐・下痢・発熱」が主な症状です。

細菌・ウイルスの感染によって発症するので感染性胃腸炎とも呼ばれています。

うつる原因は「細菌・ウイルスが口から入ってしまった」に尽きます。

これは経口感染、飛沫感染とも呼ばれています。

接触感染ではないので、感染者に触れただけではうつりませんよ。

感染者が持っているウイルスに触れてしまい、何らかのきっかけで口から入ることで感染してしまうのです。

胃腸風邪のウイルスはとても感染力が強く、ほんのちょっとの数でもうつってしまうんですよね。

では具体的な感染原因について解説していきます。

排泄物の処理

胃腸風邪になると、激しい下痢に襲われます。

便は液状なので、飛び散ってトイレ周辺を汚してしまうことがあります。

その時にウイルスも一緒に飛び散ってしまうのです。

実は排泄物にこそ、ウイルスが大量に含まれているんですよね。

なぜかというと、体は早く回復するためにウイルスをどんどん腸に送って、便として排泄しているからなんです。

体から排出されてもウイルスは死なずに生きています。

トイレ掃除をした時に飛び散ったウイルスを吸ってしまったり、触ってしまうことがあるわけです。

そのまま食事をしてしまったら・・・・わかりますよね?

予防策としては、トイレ掃除をする際には必ずマスクと手袋をすることです。

掃除の後には次亜塩素酸ナトリウムで殺菌・消毒すること。

掃除の後はうがいと手洗いを入念にしてください。

それでも感染する可能性があるので、念には念を入れて洗いましょう。

吐しゃ物の処理

胃腸風邪になると、突然嘔吐しますのでトイレまで間に合わないことがあります。

居間で吐いてしまうと、その後始末をしなければなりません。

下痢と同じように、吐しゃ物にもウイルスがたくさん含まれているのでここから感染してしまうことがあるのです。

マスクと手袋の着用を忘れないようにしてください。

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家の中の共用部分

ウイルスが付着した手で食べ物を触り、食べてしまうことで胃腸風邪に感染します。

家の中の共用部分には感染者が触れることでウイルスが付着しています。

例えば、

  • テレビのリモコン
  • ドアノブ
  • 冷蔵庫の取っ手
  • テーブル
  • 椅子

このように、誰もが触る部分にはウイルスが付着しているので、しっかりと消毒しましょう。

先ほども解説しましたが、ウイルスの消毒に最も効果的なのが次亜塩素酸ナトリウムです。あまり聞き慣れないかもしれませんが、厚生労働省が「消毒に効果があります」と認定した成分です。

お店に行くと様々な消毒剤が売っていますが、一番効果があるのがこちらのサライウォーターです。

次亜塩素酸ナトリウムの50倍の効果を持つ除菌スプレーで、99.9%のウイルスを除菌することができます↓

有機物に触れると水に戻る成分なので、体への影響はありません。

予防も可能なので、ウイルスが流行し始める12月~3月の時期には加湿器に入れておくことで感染を防ぐことが可能になります。

お風呂からの感染

胃腸風邪は下痢の症状がひどいのが特徴です。

便にはウイルスが大量に含まれているので、お尻付近にもウイルスはたくさん付着しているんですね

感染者がそのままお風呂に入ってしまうと、浴槽内にウイルスが流れ出してしまうんです。

胃腸風邪の原因となるウイルスはお風呂の熱程度は死滅しないので、そこからうつってしまうことがあります。

対処方法としては、感染者は入浴前に十分にお尻を洗うことと、お風呂に入る順番を一番最後にすることです。

回し飲みや回し食べ

感染者が飲んだ缶ジュースを回し飲みすることで感染することもあります。

胃腸風邪になった人は嘔吐を何度もしているので、嘔吐物の欠片が口の中に残っている場合があります。

嘔吐物にもウイルスはたくさん含まれているので、そこから缶ジュースの飲み口に付着し、回し飲みをすることでうつってしまうことがあるのです。

胃腸風邪の原因であるウイルスは非常に感染力が強いので、ほんのちょっとの量でも感染してしまいます。

くれぐれも感染者及び感染の疑いがある人との回し飲みはしないようにしてください。

胃腸風邪がうつる期間はいつまで?

下痢や嘔吐の症状は3日~5日程度で収まりますが、完全に体内からウイルスがいなくなったわけではありません。

完全にウイルスが抜けきるまでには1か月近くかかるんですね。

ただ、感染経路が排泄物や吐しゃ物なので、それらの症状が治まっているのであればうつるリスクはかなり少なくなります。

便にはウイルスが含まれているので、触れないように気を付けましょう。

最後に

胃腸風邪のうつる原因や感染経路を解説させていただきました。

基本的には経口感染なので、口からウイルスが入ることで感染します。

防ぐためにはマスク、うがい、手洗い、消毒、除菌が必要です。

胃腸風邪になると、本当に辛くて健康のありがたみがわかります。

できるだけ感染を防いでくださいね。

 

※胃腸風邪に関する記事はこちらにまとめています。

胃腸風邪に関する記事一覧まとめ

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