仕事で過度のストレスがかかると胃腸炎になります。
正確にはストレス性胃腸炎または神経性胃腸炎といいます。
原因は肉体的なものよりも精神的な部分が大きいとされています。
ストレス性胃腸炎になった場合、期間がどれくらい続くのか?完治までどれくらいかかるのか気になるところ。
詳しく解説していきます。
急性胃腸炎はストレスから?期間はどれくらい続く?
急性胃腸炎はストレスから発症することはありません。
細菌とウイルスが原因です。
ストレスが原因の胃腸炎は「ストレス性胃腸炎」または「神経性胃腸炎」と呼ばれ、以下の症状がおこります。
- 吐き気
- 胃痛
- 腹痛
- 下痢
- 胃もたれ
ウイルス性の胃腸炎と違って、激しく嘔吐したり高熱が出たりすることはありません。
病院で内視鏡やバリウムで検査をしても、はっきりとした異常が見つからないのが特徴です。
ストレス性胃腸炎は日本人に多く10%~25%の人が持っている病気です。
それだけこの国はストレス社会ってことなんでしょうね^^;
原因はストレスもそうですが、食べ過ぎ飲み過ぎ、薬などによる胃への負荷もあります。
胃はストレスの影響をすごく受けやすい部位。
上司からキツイことを言われた時や、挨拶をしなければならない緊張する場面になるとすぐに反応してキリキリしてきますよね。
キリキリするたびに胃はダメージを受けています。
何度も繰り返されることでダメージは蓄積されていき、やがて胃腸炎になってしまうのです。
食べ過ぎ飲み過ぎは気をつければ改善することが可能ですが、ストレスというのは問題が複雑で解決が難しいんですね。
たとえばストレスの原因が職場の上司だった場合は、仕事を続けている限り解決することがありません。
極端な話、上司が異動になるか、自分が仕事を辞めるかしか解決策がなくなってしまんです。
環境が変わらない場合は薬の力に頼ることになります。
薬に頼り始めると、胃腸炎が治りきらず慢性化することも多いのが特徴です。
胃腸炎が続く期間は個人差があり1か月程度の人もいれば2年以上続いている人まで様々です。
人によって感じているストレスの量や種類は様々ですからね。
関連記事急性胃腸炎の薬は副作用がある?ない?種類もチェック!急性胃腸炎にストレスが原因だったら完治までどれくらい?
胃の粘膜は再生能力がとても高く、炎症を起こしても1週間程度で修復してしまいます。
だけどもなかなか胃腸炎が治らないのは精神的な部分に大きな問題があるからです。
人間の神経は覚えてしまったことをすぐに忘れることはできない仕組みになっています。
例えば、
ストレスを感じる→胃がキリキリする→炎症
という流れがあるとします。
炎症を起こした胃が修復されても、最初の「ストレスを感じる」部分が解消されない限り、繰り返されてしまうんですね。
完治するまでにどれくらいかかるの?と言えば「ストレスの原因が完全になくなった時」です。
環境によってはストレスの元を完全に解消するのは難しいと思います。
そんな時は、できる方法でストレスを軽減していくのです。
おすすめの方法を紹介します。
ストレスが原因の胃腸炎を解消する方法
ストレスを忘れる時間を作りましょう。
嫌なことを考えているだけで、ストレスは溜ってしまうからです。
「明日も会社か・・・嫌だな」
「嫁と揉めるの嫌だな」
って考える時間をできるだけ減らすことが大事。
そのためには、楽しくて夢中になれる物を見つけるのが一番です。
僕がストレスを減らすために実践してる物を紹介します。
- ディズニーランドに行く
- ダンスを踊る
- ジョギングする
- マッサージに行く
- 映画を見る(海外ドラマシリーズなど)
- 漫画を読み漁る(長編ものがおすすめ)
一番のおすすめはディズニーランドです。
ここは夢の国なので、現実のことはすべて忘れさせてくれます。
パレードを楽しみ、ショーを見て、アトラクションも乗りまくる。
朝から晩まで一日中遊べばかなり気持ちがリフレッシュできますね。
家に帰りたくなくなるのが難点ですが(笑)
マッサージに行くのも気持ちがよくておすすめです。
ついつい気持ちよくなって熟睡しちゃうのですが、普段の疲れを癒してくれます。
映画を見たり、漫画を読むのもストレス解消に適しています。
特に海外ドラマシリーズはシリーズの続編が出ていて長い物がおすすめです。
作品によっては100話以上あるので、長く楽しむことができます。
漫画も同じで、連載期間が長く何十巻もでているものがいいでしょう。
とにかく、嫌なことを考えない環境が大事です。
まとめ
急性胃腸炎の原因がストレスである場合の治るまでの期間について解説させていただきました。
ストレス性胃炎は慢性化しやすいという特徴を持っているので、ストレスの根本的な原因がなくならない限り完治することは難しいです。
環境を変えるのはとても難しい事なので、そこは避けてできるところから変えていくようにしましょう。
気分転換に夢中になれる物を探して、ストレスを少しずつ解消していきましょう。
※急性胃腸炎・感染性胃腸炎に関する記事はこちらにまとめています。