辛い吐き気は1秒でも早く抑えたいですよね。

簡単に抑えることができるのがツボです。

ツボは全身にあり、エネルギーが集まっている部分。

上手く刺激してあげることで、吐き気を抑えることができるんです。

それでは解説していきますね。

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 吐き気を抑えるツボを解説。押し方もチェックしよう

吐き気を抑えるツボは1つだけではありません。

押してみて、効果が感じられるところを探してみましょう。

吐き気を抑えるツボ 内関(ないかん)

吐き気を抑えて、気持ち悪さを改善したり緊張を和らげる効果があるのが内関(内関)というツボです。

前腕にあるツボで、手のひら側の手首にあるシワの真ん中から下に向けて指3本分のところの親指の腱と隣の腱の間にあります。

内関の内は内臓のことで、関はエネルギーの出入りがある場所という意味です。

内臓の機能とかかわりが強いツボで、胃腸の吐き気を抑えるのに効果があります。

他にも乗り物酔いや、つわりの吐き気にも効果があります。

酔い止め防止のバンドが販売されていて、付けているだけで内関のツボを刺激する仕組みになっています。

吐き気を抑えるツボ 関衝(かんしょう)

関衝のツボは手の薬指の小指の方の爪の生え際から2~3ミリ下の方にあります。

手は左右どちらの手でも構いませんが、押してみて反応が強いと感じる方を押した方が効果的です。

関衝は乗り物酔いやめまいを防止するツボです。

さらに頭痛、耳鳴りも抑える効果があります。

関連記事吐き気を抑える方法を紹介。食べ物やツボ、体勢もチェック!

吐き気を抑えるツボ 合谷(ごうこく)

合谷はツボの中でも最も気が集まる場所で、原穴とも呼ばれています。

気が多く集まっているので、押すことでたくさんの効果が期待でき「万能のツボ」と呼ばれています。

合谷は「谷の合間」を意味します。

谷は人差し指と親指を開いた時にできる凹んだ部分の事を指します。

人差し指と親指の骨の付け根部分から、人差し指の方に少しずつ滑らせていくと痛みを感じる場所が合谷です。

合谷を押すことで痛みを緩和する物質であるエンドルフィンが脳内から分泌されるので、吐き気だけじゃなく、頭痛や歯痛にも効果があるんです。

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吐き気を抑えるツボ 足三里(あしさんり)

足のひざ下5センチ程度にあるツボの足千里は胃腸の働きとつながりがあります。

膝の皿の下の外側にあります。

松尾芭蕉の名著「奥の細道」でも”三里に灸を据えて”という文章が出てくるほど昔から有名なツボなんです。

吐き気や胃痛、消化不良に効果があります。

足三里のツボがある場所の筋肉はとても強いので、かなり強く押しても大丈夫です。

吐き気を抑えるツボ 公孫(こうそん)

公孫は足の親指の付け根の骨の下にあります。

骨に沿って指をかかとの方に滑らせていくと止まる穴が公孫です。

胃をはじめとする消化器系に効くツボで、吐き気、食欲不振、消化不良に効果があります。

ストレスを受けて、お腹が痛くなる時にも効果があります。

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吐き気のツボは押し方で効果が変わる?

ツボは押し方次第で効果が変わってくるので、正しい押し方を覚えておきましょう。

基本的に親指の腹で(指紋があるところ)ぐーっと押していきます。

押す強度は「少し強めで痛気持ちい」くらいがベストです。時間は一回に付き4秒にしておきます。

ツボを押すときは呼吸も大事です。

息をゆっくりと吐きながら押していってください。

自分で押すのが怖い場合には国家資格を持っている専門家に押してもらうと安心です。

やってはいけないツボの押し方

逆にこの押し方はまずいよ、という物もチェックしておきましょう。

  • 酔っぱらっているとき
  • 熱があるとき
  • 食後のお腹いっぱいの時
  • ツボ周辺にケガをしているとき
  • 妊娠中
  • サウナから出た直後

以上の時にツボを押すのは控えましょう。

最後に

吐き気を抑えるツボの場所について紹介させていただきました。

内関、関衝、合谷は手にあるので吐き気がしたときにすぐに押すことができます。

ゆっくりと呼吸をしながらリラックスして押しましょう。

きっと良くなるはずです。

 

※吐き気に関する記事はこちらにまとめています。

吐き気に関する記事一覧まとめ

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