辛い吐き気。
今すぐにでも抑えたいところです。
簡単ですぐにできる対処方法やツボの場所、楽になる体勢や解消できる食べ物を紹介しています。
対策方法はいろいろあるので、試してみてください。
きっと楽になる方法があると思います。
吐き気を抑える方法を紹介。食べ物やツボ、体勢もチェック!
吐き気は体が違和感を訴えている状態。
体内に入ってきた異物を排除しようとしている時もありますし、嘔吐中枢が刺激されている場合もあります。
少しでも吐き気を抑える方法を紹介します。
ミント系のガムが気分をスッキリさせる
ミントは清涼感があり、口に含むとスッキリする効果があります。
そのため歯磨きや化粧品にも多く使われているんですね。
ミントに含まれているメントールという成分に清涼作用と抗菌効果があります。
吐き気がして気持ちが悪い時にミント系のガムを噛むと、気持ちがスーッと楽になってきます。
実際に吐き気で悩んでいる多くの方が実践して効果を感じている方法です。
カバンの中にミントガムを常備しておくと、出先で吐き気がした時にすぐに対処することができます。
炭酸水を飲むことで胃腸が元気に
炭酸水には二酸化炭素が豊富に含まれています。
飲むことで血液中の二酸化炭素が増加するので、脳が「酸素が減ってきた!やばいぞ!」と勘違いを起こします。
実際には増える二酸化炭素はほんのちょっとなので何も問題ありまんせんよ^^
脳は生命を維持することを最優先して機能するので、血液の流れを活性化し酸素を体に送ろうとするのです。
血液の流れが良くなると胃腸の働きも良くなるので、吐き気が収まります。
体を温めると血行が良くなる
体を温めて血行を良くすることで胃腸の働きがスムーズになります。
胃腸の動きが良くなると吐き気は収まります。
お腹回りを冷やさないように、普段より1枚多く服を着ましょう。
腹巻があればするのも効果的です。
カイロを貼るのもいいですね。じわ~~っと温まり気持ちよくなってきます。
右側を下にして横になる
体を横にすることで吐き気は軽減されます。
横になる時は右側が下になるようにすると効果的です。
胃に入った食べ物が腸に流れていく際に「幽門」という場所を通ります。
幽門は胃の右側にあるので、右側を下にすることで消化を助けてあげることができるのです。
弱っている胃を少しでも助けてあげましょう。
ショウガを摂取する
ショウガは血液の流れを促進する効果があります。
体を温める作用もあるので、風邪を引いた時に飲む民間療法の一つとして有名ですよね。
血液の流れが良くなると胃腸が活性化されて健康になっていく効果もあるのですが、ショウガにはもう一つ「吐き気」を抑える効果があるのです。
吐き気を催すのは脳の嘔吐中枢がなんらかの刺激を受けるからなのですが、ショウガは刺激をブロックする作用があり、吐き気が軽くなるのです。
ショウガを摂取するのは飲み物でも大丈夫です。
ジンジャーエールもおすすめです。先ほど説明した炭酸も含まれているので2重の効果が期待できますね。
梅干を食べることで胃が健やかに
梅干しは日本古来から体に良いとされ、頻繁に食べられてきました。
「酸っぱい」と感じるのはクエン酸が含まれているからです。
クエン酸は胃に良い効果があり、粘膜を保護したり胃酸に分泌を促進してくれます。
胃腸が正常になることで吐き気が軽減されるのです。
梅干しを熱いお湯の入った湯呑に入れて、ほぐして飲むといいでしょう。
関連記事吐き気の対処方法に飲み物でおすすめはコレ!効果があるのは?吐き気に効果のあるツボを押す
ツボは世界保健機関も治療効果を認めている療法の一つです。
中でも、薬指にあるツボですぐに押すことができるおすすめなのが「関衝(かんしょう)」です。
薬指の爪の付け根の右側にあるツボです。
こちらの動画を見るとわかりやすいですよ。
関連記事吐き気を抑えるツボを解説。押し方で効果が変わる?薬を飲む
薬は即効性があり、効果も高いのですぐに吐き気を抑えることができる方法です。
早ければ飲んでから30分以内に効果は表れるでしょう。
ただ、即効性のある薬、いわゆる西洋薬は副作用が現れます。
薬というのは体の一部分だけ狙って効果を発揮することはできません。
飲んだ薬は肝臓で分解されて、血液の流れに乗って全身に行きわたるからです。
その結果、吐き気とは全然関係のない「眠気」などの副作用が発症することがあります。
呼吸法でリラックス
背もたれのある椅子にゆったりと座ります。
足を肩幅くらいに開き、リラックスしましょう。
鼻からゆっくりと息を吸い込み、口からゆっくりと吐き出します。
できるだけ深く呼吸をするように意識してください。
深い呼吸=深呼吸は自律神経を整える効果があり、吐き気を抑えてくれます。
吐くときに、体の中から「吐き気」や「気持ち悪さ」が一緒に出ていく様子をイメージするとさらに効果的です。
我慢しないで吐いてしまう
こういってしまうと元も子もないかもしれませんが、吐くというのも吐き気を抑える一つの方法です。
なぜかというと、吐き気は体が何かの異物を体外に出そうとして起きる反応なんです。
ならば、思い切ってそれを出してしまうのです。
出してしまうことでスッキリすることもありますよ。
吐き気には抑えても良いものとダメなものがある
吐き気を抑える方法を紹介させていただきました。
少しでも症状が楽なればいいですよね。
ただ、注意してほしいのは「吐き気には抑えてよい物とダメなものがある」ということです。
ウイルス性胃腸炎になると、体はウイルスを出そうとして何度も嘔吐中枢を刺激し、吐き気を催します。
この場合は胃の中のある物をすべて出し切るまで嘔吐は続くので、止めるのは逆効果になります。
止めても良いのは、慢性的な吐き気です。
緊張すると吐き気がするとかですね。
どちらにせよ、吐き気が長引く場合は病院に行って診察してもらうのが一番です。
※吐き気に関する記事はこちらにまとめています。