感染性胃腸炎になると嘔吐、下痢の辛い症状がおこります。

「なにを食べたのが原因だったんだろうか・・・」

カキなどの二枚貝は有名ですが他にも感染性胃腸炎の原因となる食べ物はいろいろあるんです。

考えられる食べ物をすべて紹介していきますので「あ、これ食べたかも」というのがあると思います。

チェックしていきましょう。

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感染性胃腸炎の原因の食べ物は何があるの?

感染性胃腸炎は2種類あります。

  1. 細菌性胃腸炎
  2. ウイルス性胃腸炎

細菌性胃腸炎はO-157、サルモネラなどの細菌が原因です。

ウイルス性胃腸炎はノロウイルス、ロタウイルスなどのウイルスが原因です。

それぞれ原因となる食べ物が違います。解説していきますね。

細菌性胃腸炎が起こる原因の食べ物を解説

細菌性胃腸炎を引き起こす細菌はO-157,サルモネラ菌、カンピロバクター、腸炎ビブリオ、黄色ブドウ球菌などです。

細菌は寄生するものがなくても水分や栄養があれば自力で生きて増殖することができ、どこにでも存在することができるのが特徴です。

実は食べものだけじゃなく、動物や人間の皮膚にも存在しているものもあるんですよ。

食べ物に付着した細菌が口から入ってしまうことで感染します。

O-157に感染する可能性がある食べ物

O-157は牛や豚などの家畜の腸の中にいます。

家畜をお肉にするときに、誤って腸を破ってしまうとそこからO-157 菌があふれ出し、お肉に感染してしまうのです。

O-157はしっかりと加熱処理をすれば死滅するのですが、焼き方が足りないと菌が生き残っていて感染することがあります。

例えば厚いステーキやハンバーグなどをレアで食べたことが原因になっています。

関連記事感染性胃腸炎の予防対策。うつらないために必要な方法を紹介

サルモネラ菌に感染する可能性がある食べ物

日本で一番多い食中毒がサルモネラ菌による感染です。

サルモネラ菌は鳥の腸内に常在菌として存在している菌で、鳥の卵から感染することが多いです。

感染した卵を使った料理にも菌が含まれていることがあります。

例えばマヨネーズやクッキーでも、調理の際に十分に加熱されていないと菌が生きていることがあるんですね。

他にはレバ刺し、鶏肉、うなぎなどから感染することもあります。

カンピロバクターに感染する可能性がある食べ物

カンピロバクターは鳥の消化器官に存在しています。

そこから加工されるときに鶏肉について感染します。

感染が報告されている食品には

  • 鶏レバー
  • ささみ
  • 鳥の刺身
  • 鶏肉のたたき
  • 鶏わさ

があります。

生で食べてしまった場合、感染する危険性が高いので食べる際にはしっかりと火を通すことが重要です。

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腸炎ビブリオに感染する可能性がある食べ物

腸炎ビブリオ菌は海に生息しています。

魚介系から感染することが多く、

  • 刺身
  • お寿司
  • 漬物
  • 塩辛

などが原因です。

真水に弱いという特性があるので、食べる際には魚介系は新鮮な物でも水道水で良く洗いましょう。

熱に弱く、60度の熱で10分間加熱すれば死滅します。

黄色ブドウ球菌に感染する可能性がある食べ物

黄色ブドウ球菌は特別な食べ物に寄生するのではなく、人間の皮膚にも存在している菌です。

  • 握り飯
  • 乳製品
  • 卵製品
  • かまぼこ

から感染します。

非常に熱に強い毒素で、30分間沸騰させても無毒化されません。

食べる前にしっかりと手洗いをすることが予防につながります。

ウイルス性胃腸炎に感染する原因の食べ物を解説

ウイルス性胃腸炎は非常に感染力が強く、数個のウイルスが口に入れば簡単に感染してしまいます。

主なウイルスは以下の3つです。

ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルス

感染源となる食べ物や感染ルートを解説していきます。

ノロウイルス

ノロウイルスが感染する原因として一番可能性が高いのが二枚貝です。

二枚貝は海中のプランクトンを餌にしています。

プランクトンを摂取する時に海水ごと飲み込むので、一緒に海水中のノロウイルスも取り込んでしまうのです。

なぜ海水中にノロウイルスが存在するのか?というと人間の排泄物が原因です。

ノロウイルスに感染した人の便には大量のウイルスが含まれています。

便は下水処理場で大部分が処理されるのですが、ごく一部が排水と一緒に川に流れだします。

川からやがて海に流れていき、そこで二枚貝に蓄積される仕組みです。

二枚貝を食べる→感染する→排泄物が流される→二枚貝が蓄積する→

ノロウイルスがなくならない限り無限ループは続きます。

二枚貝以外に、どんな食べ物がノロウイルスの原因になるのかははっきりとわかっていません。

関連記事感染性胃腸炎の症状を解説!原因と期間、潜伏期間もチェックしておこう!

ロタウイルス

ロタウイルスの原因となる食べ物は二枚貝です。

カキやシジミやアサリなどから感染した例が報告されています。

感染源はノロウイルスとほとんど同じですが

3月~5月に乳幼児を中心に流行し、大人は発症しにくい特徴があります。

その理由は、一度感染すると体の中にロタウイルスの抗体ができるからです。

アデノウイルス

アデノウイルスが発症する食べ物はわかっていません。

感染経路は主にプールなので「プール熱」と呼ばれています。

プールで子供が感染し、そこから大人に感染するという経路をたどります。

アデノウイルスは他のウイルスに比べて症状が重く、高熱が1週間近く続きます。

まとめ

感染性胃腸炎の原因となる食べ物を解説させていただきました。

細菌性胃腸炎の場合は原因となる食べ物がはっきりとしていますが、ウイルス性胃腸炎の場合は二枚貝以外に原因となる食べ物はわかっていません。

ウイルスは食べ物以外から感染することが多い傾向があります。

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