咳が止まらないと本当に困ります。

僕も喉や気管が弱いので、よく咳が止まらなくなって悩まされています。

「ただの咳だから大丈夫かな・・」と思っているあなた。気を付けてください。

咳と微熱が長期間続く場合は病気になっている可能性があります。

時間が経てば自然に回復する病気ならいいのですが、放っておくことで悪化する病気もあるので注意が必要です。

「咳と微熱」で考えられる病気一覧はこちらです。

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咳が止まらないし微熱も続く病気を解説

咳はウイルスやゴミを体外に排出しようとする喉(体)の反応です。

本来、咳は短期間で終わるのですが、長い間続いて微熱もある場合は病気の可能性が高いです。

免疫で防ぎきれない強力なウイルスに侵入されたのかもしれません。

咳と微熱が続くときに考えられる病気を解説していきますのでチェックしてみてください。

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咳と微熱と痰の症状 結核(肺結核)

昔は結核と言えば死につながる恐ろしい病気でした。

樋口一葉をはじめ、有名な文豪が結核に感染して亡くなっているのは有名な話です。

近年は結核の薬が開発されているため死亡者はかなり少なくなっていますが、それでも年間に2000人以上が結核で亡くなっているので油断ができない病気です。

結核の代表的な症状は長期間の咳と痰と微熱です。

結核の他の症状は以下の通りです。

  • 長期間続く咳・痰・微熱
  • 血の混じった痰がでる
  • 寝汗をかくようになる
  • 体のだるさ・倦怠感を感じる
  • ちょっとしたことで息切れがする
  • 体重が急激に減少する

肺結核が起きる原因は「結核菌」の感染です。

結核菌を持っている人のくしゃみや咳から飛沫感染してしまうケースがほとんどです。

ですが、結核菌を吸い込んでも90%以上の人は免疫力の方が強いので発症することはありません。

免疫力が弱く、体の抵抗力が落ちている人が感染しやすい病気です。

症状が風邪と非常に似ているため「風邪かな?」と勘違いしやすいのですが、その間にもどんどん症状は進行していきます。

病院からもらった風邪薬を飲み続けて2週間以上たっても症状が改善されない場合、結核の可能性が考えられます。

肺結核が悪化すると死亡することもある

肺結核が悪化すると呼吸困難・臓器の不全などが起こりますので、早めの治療が必要です。

芸能人のJOYさんが肺結核になったことがあるのですが、彼は症状が出てから肺結核だと診断されるまで9か月かかりました。

その間に病状がどんどん進行していって、本当に死ぬ直前くらいの危険な状態まで行ってしまったんですよね。

結核の検査は血液検査と胸部X線検査をします。

結核は治療方法が確立されているので、病院で正しい処置をすれば治る病気です(半年以上の治療期間が必要です)

ただ、早期発見にこしたことはありません。

「あれ・・・もしかして結核かも?」と疑問に思ったらすぐに病院に行きましょう。

咳と微熱が数週間続く マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマって戦隊ヒーローの技みたいでかっこいい名前なんですが、その正体はバクテリア(細菌)です。

感染することで風邪と同じような咳・鼻水・鼻づまり・発熱・頭痛などの症状が出ます。

夜になると咳が激しくなるのが特徴で、咳が1か月、微熱が3週間ほど続くことがあります。

症状が風邪に似ているため、風邪薬を飲んで対処する人が多いのですが、そもそも原因が違うので効果はありません。

病院に行って血液検査と肺のレントゲン検査をしないとわからない病気です。

治療方法は病院で処方される抗生物質を飲むことです。

マイコプラズマ肺炎の感染ルートは飛沫感染と接触感染です。

気管支が弱い人や高齢者が感染すると症状が長引くケースが多いですね。

マイコプラズマ肺炎は感染性の病気なので、外出する際は他人に移さないように注意が必要です。

咳が完全におさまるまではマスクを付けて行動するようにしてください。

気管支にウイルスが付着する 急性気管支炎

気管支にウイルスが付着して炎症を起こすことで発症する急性気管支炎。

咳や痰、熱の症状が出ます。

急性気管支炎の主な症状は以下の通り。

  • 発熱(微熱の時、高熱の時がある)
  • ゴホゴホという重たい咳
  • 濃い黄色の痰が絡む咳
  • 食欲不振
  • 首や背中の痛み

急性気管支炎の見分け方は「運動をするとせき込む」「冷たい空気や乾燥した空気を吸うとせき込む」かどうかである程度判断できます。

風邪を引いた後に発症することが多く、しつこい咳や微熱が続きます。

原因となるウイルスはインフルエンザウイルス、アデノウイルス等で、喉に炎症をおこし激しい咳を引き起こします。

急性気管支炎はウイルスが原因の感染性の病気なので、子供から老人まで誰にでも発症します。

実際に僕も3年前に発症しました。

その時は夜も咳込んで眠れず、本当に辛かったですよ。

治療は対症療法になりますので、咳を抑える薬や痰を抑える薬が処方されます。

体を冷やさないようにして暖かくして安静にしていれば自然に回復していきます。

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コンコンコンという咳が続く 百日咳

コンコン、コホコホと咳が100日続きそうなことから名前が付いた百日咳。

子供が発症するイメージが強いですが、大人でも百日咳に感染することがあります。

症状としては長引く咳と微熱が特徴です。

百日咳は初期症状が「喉がイガイガする」「鼻水が出る」なので風邪の症状と非常に似ていて、見分けるのが難しい病気です。

病院で検査をしても血液検査をしないかぎり正確に診断をするのが難しく、お医者さんでも誤診をしてしまうこともあるんですね。

百日咳の見分け方を紹介します。

  • 痙攣性の咳が出るようになる
  • 息を吸った時にヒューっと音が出る
  • 夜中に咳の発作で目が覚める

百日咳は感染力が非常に高く家族に発症者が出た場合90%以上の確率で感染すると言われているので、身近に感染者が出た場合は予防が必要です。

咳が止まらない 咳喘息(せきぜんそく)

咳が続いて止まらない症状に咳喘息があります。

咳喘息は喘息と違い、呼吸をしたときに「ヒューヒュー」「ゼーゼー」という音がしません。

空咳(からせき)といって、乾いた咳で痰が出ないのも特徴です。

咳喘息は夜になると微熱が出ますが、朝になると熱が下がってしまうため「我慢できる範囲」だと思って病院に行かない人が多い病気です。

咳は1か月から1年以上続くこともあり、症状が重くなると咳の衝撃であばら骨が折れてしまうこともあります。

咳喘息は喘息の1段階前の病気なので、そのまま放置しておくと悪化して喘息になることがありますので早めに病院に行きましょう。

関連記事咳喘息の症状は大人はコレ!診断基準と、なりやすい人も解説

アレルギー反応が原因で咳と熱が出ることも

アレルギー反応で咳と微熱が続くことがあります。

アレルギーによって起きるのは「乾いた咳」で、たまに喉がかゆくなることがあります。

熱は37度台の微熱で、高熱になることはまずありません。

人間の体は異物(アレルギー物質)が入ってくると、排除しようと白血球が働きだし咳や熱を発するのです。

ハウスダストやペットの毛、カビ、花粉、ストレス、などが咳を引き起こすことがあります。

咳が止まらない時に薬が効かない原因や理由を解説

咳を止めて少しでも楽になりたいと思って薬を飲むんだけど、全然効かない~って思ったことありませんか?

それは間違った薬を飲んでいるからです。

例えば急性気管支炎の時に風邪薬を飲んでも効果はありません。

同様に咳止めやのど飴も効果はほとんど期待できないでしょう。

症状に合った薬を飲むことが必要です。

咳が続く場合は、喉に炎症がおきていて気道が狭くなっていることが原因なので、気管支を広げる薬が有効です。

気管支が広くなると呼吸が楽になり、咳が和らぎます。

ただ、自己判断は禁物です。

「自分は咳喘息だ!」と思っていても、本当のところは病院で血液検査や胸部X線検査をしないとわからないからです。

正しい症状を見極めて、合った薬を飲むことで咳は治まっていきます。

最後に

咳が止まらなくて微熱が続くときに考えられる病気を解説させていただきました。

どの病気も初期症状は風邪に似ているため「風邪が長引いているんだろう」と考えがちですが、肺結核のように放っておくと命にかかわる病気もあるので、咳が長引いている場合は早急に病院に行くことが必要です。

正確な病状を把握するためには、

  • 血液検査
  • 胸部エックス線検査

が必要です。

病院で薬を処方してもらうと楽になりますよ。

少しでも早く咳から解放されますように。

 

※咳に関する記事はこちらにまとめてあります。

咳に関する記事一覧まとめ

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